なんか気がついたら今年も後数時間で終わってしまう訳ですが、終わってしまう前に今年のスマートフォン関連の動きを簡単にまとめて私見を。
ITmediaの下記記事なんかでも言われているけど、とにかく今年はiPhoneの年であり、Androidの年でした。そして両者が直接激突した初めての年でもあった訳です。
去年までのAndroidは端末も普及率も話にならないレベルだったしね。
■スマートフォンオブザイヤー2010特別対談
米国では、昨年末のDroid発売から、日本では4月のXperia発売から本格的にAndroid端末の普及が始まった訳ですが、やはりiPhone4・iOS4に完成度では適わない印象です。
OS自体はマルチタスクにしろインテントにしろ、iOSより進んだ機能をいくつも搭載していますが、UIの滑らかさやアプリのエコシステムを考えるとちぐはぐな印象が否めません。
特に、Androidの抱える重大な問題として、セキュリティと分断化の2つが上げられます。
PCにしろケータイにしろ、OSには脆弱性が付き物な訳で、定期的なアップデートの適用は必須です。プラットフォームが1種類に統一されているiOSは定期的なセキュリティアップデートの提供が可能ですが、パッチの提供がキャリアやベンダ任せになっているAndroidでは、脆弱性問題はそう簡単に解決できません。
所謂ゼロデイ攻撃がゼロデイに留まらなくなっちゃうって。
そしてメジャーバージョンも、今月リリースされた2.3「GingerBread」の本格普及を初め、来年は2.4「HoneyComb」、3.0?「IceCream」等、続々とリリースされ、その度に端末が分断化されていく訳です。
AndroidのSDK自体は上位互換が保障されてますが、アプリケーションベンダとしては全ての機種で動作確認を取るのは最早不可能です。
もはやこれを解決するには、WindowsPC宜しく、端末をOSが動くプラットフォームと割り切り、推奨動作スペックで環境を縛るしかないんじゃないんでしょうか。
セキュリティパッチについてもメジャーバージョンアップから切り離し、キャリアや端末ベンダを通さずに適用できるようにするべきです。
来年はAndroid搭載端末数が莫大に増えるでしょうが、セキュリティやアプリ互換性等、最低限統一すべきところは統一できていないと、プラットフォームが無法地帯化して荒廃する一方だと思います。
自由度こそがAndroid最大の魅力ですが、自由であることと無法地帯であることはきっちり区別するべきです。
一方、iOSにとって来年は厳しい戦いになりそうです。
いくら完成度が高いといえ、やはり携帯プラットフォームは外部性の高いネットワーク財なので、数で圧倒されると不利です。
とはいえ、ジョブズの方針からしてiOSを端末ベンダに開放することはあり得ないでしょうから、iPhoneをいかに多くのプラットフォームに展開できるかがカギになるのでは。
米国のAT&T縛りや日本のソフトバンクモバイル縛りをやめ、端末もハイエンドとローエンドの2種類くらいに分化させてエントリー層も取り込めば、Androidの攻勢にも耐えられるんじゃないでしょうか。ジョブズがそれを望むかは別の話ですが・・・
なんにせよ、あまり争うばかりではなく、WindowsPhoneやBlackBerryも含めて、スマートフォンプラットフォーム自体の隆盛を図って欲しいものです。
2010年12月31日金曜日
2010年12月2日木曜日
NVIDIAがモバイル向けクアッドコアCPUを計画中?
これは恐らく、現在リリースされているデュアルコアtegraの後継として、クアッドコアtegraが投入されると言うことだと思います。
ただ、現段階で、AndroidやiOSをはじめとするスマートフォンにクアッドコアが必要かというとかなり疑問です。
デスクトップPCの場合は、複数アプリを同時に操作することもある(動画を見ながらWebブラウジング等)と思いますが、スマートフォンOSはマルチタスクと言っても、バックグラウンドのタスクはさほど積極的に活動するわけではないので、性能を活かせるのはデュアルコアまでではないかと思います。
組み込みCPUはデスクトップ向けX86CPUと違ってまだクロック周波数向上の余地もあると思いますので、クアッドコアよりも周波数向上に力を入れて欲しいですねー。
NVIDIA working on Quad-Core Processors for Mobile Devices.
米国のスマフォシェアはiOSがBlackBerryを抜いてトップに。買い換え希望ではAndroidが肉薄。
ニールセンが発表した米国市場のスマートフォンシェア調査によると、米国でもっともシェアのあるスマートフォンOSはiOSで、27.9%を占めていたとのことです。以下、2位がBlackBerryが27.4%。3位がAndroidで22.7%となってます。
個人的にはAndroidよりも、BlackBerryがトップから陥落している事に驚きです。ついに来るべき時が来たかという感じ。今後BlackBerryが個人向けでシェアを回復するのは難しそうなので、いかに法人ユーザをキープするかがポイントになるでしょうね。
U.S. Smartphone Battle Heats Up: Which is the “Most Desired” Operating System?
個別に見ていきましょう。まず以下の円グラフからは携帯電話市場全体の1/4程度がスマートフォンユーザであることが分かります。やっぱりまだまだ主流は普通のケータイ(FeaturePhone)ってことですね。
ちょっと意外だったのはこれ。
下図の上段が普通のケータイを使っているユーザで、下段がスマートフォンユーザです。
スマートフォンユーザは、既にiOSを使っている人の方が多いので、買ったアプリを活かす為に次もiOS派が多いというのは分かります。
一方、普通のケータイを使っているユーザだと、Androidを欲しがっているユーザが既にiOSを逆転しています。これは言い換えれば、既にiOSに縛られているユーザを除けば、Androidを欲しがっているユーザの方が多数派になっているという事かなと。
※ただし、これは米国の調査なので、電波の悪いAT&T(iPhoneを独占している)を嫌っているだけだとも考えられます。日本で言うと、ソフトバンクの電波が嫌でiPhoneに変えられない人みたいな感じ。
最後は全体の比較です。
次に買い換えたいOSは、ほんの僅差でiOSが勝っているものの、ほぼ同列と言えます。
今後これがどのように変化するのか気になる所ですね・・・今までの伸びからすると、次回はAndroidがトップになるのかな?
個人的にはAndroidよりも、BlackBerryがトップから陥落している事に驚きです。ついに来るべき時が来たかという感じ。今後BlackBerryが個人向けでシェアを回復するのは難しそうなので、いかに法人ユーザをキープするかがポイントになるでしょうね。
U.S. Smartphone Battle Heats Up: Which is the “Most Desired” Operating System?
個別に見ていきましょう。まず以下の円グラフからは携帯電話市場全体の1/4程度がスマートフォンユーザであることが分かります。やっぱりまだまだ主流は普通のケータイ(FeaturePhone)ってことですね。
ここからは、次に買い換えたいOSの希望についてです。
まず、年齢別の調査では、若いほどiOS+Androidを欲しがるユーザが多くなっています。これは若い層ほど新し物好きだと考えれば、割と納得がいくのではないでしょうか。
ほかに注目すべきなのは、35歳~55歳の中年層ではAndroidを欲しがっているユーザがiOSを欲しがっているユーザより多いという点。
若者はデザイン重視でiPhone、利便性やカスタマイズ性を重視する中年層はAndroid、ご老人はガジェットに詳しくないのでメジャーなiPhone って感じでしょうか。ちょっと恣意的すぎるかしら。
次は男女別の結果です。
これは案の定、女性はiPhone派が多く、男性はAndroid派が多いという感じ。
ま、理由を考えるまでも無いよね・・・
ちょっと意外だったのはこれ。
下図の上段が普通のケータイを使っているユーザで、下段がスマートフォンユーザです。
スマートフォンユーザは、既にiOSを使っている人の方が多いので、買ったアプリを活かす為に次もiOS派が多いというのは分かります。
一方、普通のケータイを使っているユーザだと、Androidを欲しがっているユーザが既にiOSを逆転しています。これは言い換えれば、既にiOSに縛られているユーザを除けば、Androidを欲しがっているユーザの方が多数派になっているという事かなと。
※ただし、これは米国の調査なので、電波の悪いAT&T(iPhoneを独占している)を嫌っているだけだとも考えられます。日本で言うと、ソフトバンクの電波が嫌でiPhoneに変えられない人みたいな感じ。
最後は全体の比較です。
次に買い換えたいOSは、ほんの僅差でiOSが勝っているものの、ほぼ同列と言えます。
今後これがどのように変化するのか気になる所ですね・・・今までの伸びからすると、次回はAndroidがトップになるのかな?
2010年11月30日火曜日
Android雑誌の電子書籍アプリがiOSのApp Storeからリジェクト
うーん、これはアプリの審査と言うより、もはや検閲の領域な気がします。
iOSは技術的には素晴らしいOSだと思うけど、こういう恣意的な運用がされる限りは、アップルにコンテンツ流通を任せきる事には疑問を感じちゃうなぁ。。。
個人的には、例え悪意あるアプリが存在できるとしても、ユーザ側に選択権が残されていて欲しいと思います。
Androidの専門誌アプリがApp Storeから却下される : ギズモード・ジャパン
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