2010年12月7日火曜日

Nexus Sはシングルコア搭載。スペック的には若干期待はずれ?

 Android2.3発表にあわせて、新Googleケータイ「Nexus S」も正式発表されています。

ざっとスペックを見た感じ、ちょっと予想より低めの性能でがっかり感が・・・
主要部分を個別に見ていきましょう。

・CPU
CoretexA9デュアルコア搭載の新SoC「Orion」搭載も噂されていましたが、フタを空けてみれば1GHzのHummingbird搭載という結果でした。
 これはGalaxySに搭載されているSoCと同一なので、スペック的にはGalaxySベースと言って良さそうです。


・ストレージ
 公式サイトや各ニュースサイトでは、InternalFlashが16GBと記載されています。
 SD扱いではなく、ext3の内蔵ストレージが16GBあるのなら、今まで容量不足に陥りがちだったAndroidの弱点が大きく改善されたと言えます。
 本当に内蔵扱いかは確認が必要と思いますが。


・3G通信
 HSPA+の対応は無く、HSPAまでの対応のようです(下り7.2Mbps、上り5.2Mbps)
 国内でdocomoプラスエリアが使えるかどうかの判断材料となるUMTS800MHz帯の対応は無し。まぁ、NexusOneは800MHzに対応しているAT&Tモデルでもプラスエリアが使えなかったので、そもそも対応させる気は無いんでしょうが。。。


・ディスプレイ
 800×480(WVGA)のSuperAMOLED。恐らくGalaxySと同世代と思われます。


・ポインティングデバイス
 トラックボールも光学ポインタも無し。まぁ、リーク画像から分かってましたけどね・・・


 その他、新ジャイロセンサー、NFC対応等新機能はいくつかあるものの、やはり一年も前に発売されたNexusOneとハードウェアスペックがさほど変わりないというのは頂けないです。
 来年になれば、SamsungからもデュアルコアCPUがリリースされますし、Snapdragonの新モデルも登場するはず。Googleモデルという大きなメリットはありますが、ここは静観して高スペック端末を待つのが得策かなぁ・・・


■Nexus S

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